英語学習をする時に、英会話を上達させたい人が
勝手に思い込んでしまっている、とても残念な間違いが5つあります。
その間違いを、今回はまとめました。
目次
5つのバカ(失礼な表現でスミマセン。)
・英文法バカ
・発音バカ
・単語バカ
・完璧主義バカ
・思い込みバカ
この5つのことで頑張ってきた英語学習が止まってしまったり、
英会話することを諦めてしまう人が多いので参考にしてほしいと思います。
日本人が英会話苦手な5つの理由
英文法バカ
私もそうだったけど、英語を話す時に文法を気にしている人が多い。
文法を気にすれば気にするほど、英語は話せなくなる。
頭の中で、英文をちゃんと作ってみて「これでいいのか?」と不安になって、
話をするタイミングを逃してしまうのだ。
例えば、簡単なことでいえば
「she don’t」→いや、「she doesn’t」を使わないといけないなぁ。とか。
英語の筆記試験なんかだと、
減点されるかもしれないけど、そんなに気にしなくても大丈夫。
実は、デタラメな英文法でも十分通じるから。
she don’tでも通じる。
しかも、ネイティブが話している英文法なんて、
英語学習で習うような英文法じゃないよ。
だから、英文法は基礎ぐらい知っていれば十分なんです。
英会話する時に、英文法の気にし過ぎは英会話をしたいけど出来ない理由のひとつ。
頭の中で、完璧な文法を考えるよりも、とりあえず声を出して話してみよう。
間違っていても意味が伝わればいいし、英語を話すことから慣れてしまおう。
発音バカ
英語の発音を気にして英会話が出来ない人も、かなり多い。
イギリス英語は綺麗だからとか、アメリカ英語はカッコいいとかそんなことを気にする。
ネイティブみたいに話したいと思っている人は実に多いことか。
私の場合、発音に関しての理想はすぐに捨てた。
子供は、ネイティブの発音を完全に取得するのは簡単に可能なんだけど、
大人(20代~)になると、完璧な発音を手に入れるのはかなり難しいと思ってほしい。
めちゃくちゃ英語の発音のセンスのある人、
または発音に関して膨大な努力が出来る人はネイティブ並みの発音で話すことが出来るかもしれない。
でも、そこまでしてネイティブ並みの発音が必要?
英会話を学習する人は発音のことよりも、
英会話でコミュニケーションをとりたい人が多いはずなんだよね。
日本人が日本語訛りの英語を話しても全然かっこ悪くないから。
スペイン人の英語はスペイン語の訛りが入っているし、
インド人の英語、サウジアラビア人の英語もかなり強い訛りがあるけど堂々と話してる。
イギリス人でも、イギリスの北部の人が話す英語には強く訛りがあったりするのが現実。
だから、発音についてもバカみたいに気にしないようにしたほうが英会話力は伸びます。
綺麗に発音したいのなら、後々から練習すればいい。
英単語バカ
単語帳を眺めて、必死で暗記している人をよく見かけるんですが全部覚えてますか?
実は、私も学校のテストのために単語丸暗記的な英語学習をしたことがある。
でも、ほぼ、英単語忘れてる・・・・。
人間の脳は、使わなかったら忘れる。
そんなことは日本語でも同じことなんだよね。
例えば、5年前好きだったことで、今語れることって半分以下に減ってないですか?
日本語でさえ、使っていないと単語って瞬時に出てこないんだよね。
結局、英会話でも、同じなんだよ。
だから、単語は幅広く何万語なんて覚えても忘れてしまう可能性が高い。
日常英会話で使われている単語って、結構限られているから、
何かの分野について話せる単語量でまずは十分だと思う。
しかも自分の好きな分野とかで英会話の練習をするのが、
楽しいし長く続くので私的には勧めている。
もちろん単語を知っているのはマイナスではないんだよ。
でも、そこに力を入れすぎない。
ここを拘り過ぎると、英語が話せないバカになるから。
完璧主義バカ
英語がペラペラになりたい。
そんな完璧主義の人は、英会話力は伸びにくい。
なぜなら、理想が高すぎるからなんだ。
・映画を字幕なしで見れるレベル
・英語をペラペラ話せるレベル
「映画を字幕なしで見れるレベル」
字幕なしでも、ほぼ理解できるまでは到達できる。
映画では英会話だけでなく、
話の展開や動きをみてると完璧に聞き取れなくてもわかるからだ。
でも完璧にすべての会話をわかったか?というと、そうでもない。
これは、かなりハードルが高いと思ったほうがいい。
日常英会話を勉強している人にとって、
あまり日常的でないものになると単語がわからない、
科学捜査であるとか、政治的問題とか。
それに加えて、普段使わないような映画ならではの言い回しも多い。
だから、映画が字幕なしで見れるレベルは結構高いのだ。
「英語をペラペラ話せるレベル」
英語をネイティブ並みのスピードで話せるレベルはかなりハードルが高い。
いろんな物事に対しての単語や言い回しを知っていないと、言葉がでないからだ。
私的に感じているのは、何個か好きなことに関していろいろ話せるようになっておけば、
外から見れば英語がペラペラに見えたりするようだ。
完璧主義にならず、英会話の上達を諦めないで続けることが、
英会話力アップの近道だと思う。
脳科学でも証明されている通り、
反復練習をすればするほど能力は身につく。
例えば、スポーツ選手を想像してみて欲しい。
毎日の練習が、驚異的な身体能力を作り、当たり前のようにプレーをする。
英会話はスポーツとかよりも楽に身につけられるものだと思うよ。
思い込みバカ
日本人は中学校・高校と6年間も基礎英語を習っているんだよね。
でも、ほとんどの人はまったく英語を話せないという悲惨な状況。
英語学習を6年間、週に2時間程度の英語学習をするとすれば、
月に8時間、年に96時間、6年で576時間。
こんなにたくさんの時間を英語学習に使っているんだよね。
それでも、英語を話せないんだ。
なんでだと思う?結構、理由は簡単。
「みんな、英語を話せないと思い込んでる。」
実は、単語バカでも書いたけど、
日常英会話で使っている単語なんて中学校レベルの簡単なものが多い。
文法バカでも言ったよね、英文法なんて完璧を目指さなくてもいい。
発音も、日本語訛りでオッケーなんだ。
実際には、中学校レベルの基礎英語学習の時点でいろいろと話せるはずなんだ。
ただ、話せないから英会話を勉強しないという思い込みがある。
「英語は話せる。」
私のスペイン人の友達は、英語の知識で言えば日本の中学の基礎英語の英語レベル。
でも彼女は、話せる。しかもスペイン訛りの英語を堂々と話している。
もちろん会話に詰まることはあるけど、気にはしない。
結局、彼女は「英語は話せる」と思っているんだよね。
日本人が英会話出来るのに出来ない大きな理由は、メンタルの部分が大きい。
英会話できない理由まとめ
今回は、日本人が英会話出来ない5つの理由を上げてみました。
ほとんどの人は、6年間も学校で英語学習したはずです。
文法を作るレベルも覚えた単語量も多いはず。
英語を話すということに慣れていないから英会話に苦手意識ができてしまいます。
もっと、英会話をする機会を増やして習ったことをアウトプットすることが大切です。
英語学習で大切なことは、「インプット→アウトプット」です。
一人で英語学習する時は、インプットしたら必ず口からのアウトプットもしておきましょう。
それでは、今回はこの辺で。
イースピ!