英語が話せるようになりたい!そんな思いがある人が英会話を諦める前に見てほしい動画を紹介します。
こんにちは、ハナです。
polyglot=多言語を話す人を知っていますか?日本語、英語以外にも世界には様々な言語があります。
10ヶ国語以上を話すBenny Lewis(ベニールイス)さんは、3ヶ月で新しい言語を取得する!というサイトを運営しています。
→http://www.fluentin3months.com
そんな彼も21歳の時は英語(母国語)しか話せないごく普通の男性だったそうです、何が彼を変えてどのような姿勢で言語学習をしているのか?
今では10カ国以上話せるようになった彼が語学学習を諦めてしまう5つの理由について話しています。英語が話せないと諦める前に是非見てほしい動画です。
英語が話せないと諦める前に見る動画
英語字幕しかないので、全然英語がわからない人は簡単な動画の説明を書きましたので参考にしてください。
この男性、ベニールイスさんは、21歳の時は英語しか話せませんでした。
英語圏の人にとって他の言語を話せないのは、ごく普通のこと。自分は多言語をペラペラ話せるようになる才能なんてないし、記憶力も悪いし、若くないし、恥ずかしいし、などと言語学習を始める前に彼は思っていて言語学習にとても苦手意識がありました。
大学では、エレクトリックエンジニアリングを学習、その後にスペインに住むことになった彼は、「その国に住むんだから当然その国の言語も話せるようになる」と思っていたそうです。
しかし、6ヶ月後もまったくスペイン語を話せませんでした。
繊細な人だと挫折しそうなところですが、彼は違いました。
彼は、彼の言語学習のやり方や姿勢を変える人々に出会ったそうです。
彼に多大な影響を与えたのが、polyglot(多言語を話す人)でした。
とても感動して、そうなりたいと思ったのがきっかけで言語学習の方法が変わったそうです。
言語学習にはモチベーションがとても大切で、テストに受かるとかキャリアアップとかかっこいいとかそういったモチベーションではなく、彼が出会ったpolyglotたちの情熱は「言語」というものにあって、文学や映画、読むことや人と話すことにありました。
モチベーションを変えてから、彼は自分自身で言語を習えるようになったそうです。
言語学習をするまえに諦めてしまう5つの理由
言語を習うべきじゃないと思っている多くの人に、言語学習をするまえに諦めてしまう5つの理由について彼が述べたことを紹介します。
1,No language gene or talent.
言語学習をしていて上手くいかなかったら、「自分には才能がないからどれだけ勉強しても無駄」と頭の中に描いてしまいそれが現実になってしまっています。
”self-fulfilling prophecy”自己実現的予言
(思い込んで実際にもそうなってしまっている)
言語能力はすでにだれでも持っているもので、言語習得するための遺伝子なんてありません。
人よりも早く出来る人はいるし、頭の良さに差はもちろんあります。しかし、頭がいい人と普通の人との差が20%ぐらいあるとして、これが言語を話せないっていう理由にはならないのです。その20%だけもっと勉強しないといけない、ということだけです。
ベニーさんは、頑張って学習して、生まれ持った才能がある人と同じぐらい、またはその人たちさえも追い越すぐらいに多言語が話せるようになりました。
才能がないなんて言うのは、言語を学習できない理由にはならない。
2、Too old to learn a second language.
「言語を習うには、もう年を取り過ぎた。」彼も言語学習をしようと思った時はそう感じていました。彼が21歳の時は、母国語以外の言語は話せなかったのです。
子供の脳が言語学習に適していると多くの人が思っていますが、最適な状況が整えば大人の方が子供よりも言語学習出来ます。それはあなたの環境やモチベーション、周りの人から得られる熱意や勇気です。
大人は文法本読んだりつまらない勉強をしていて、子供は学習を遊びのように楽しんでしています。勉強をするのではなく実際に使える言語として学習します。
60代から言語学習を始めて、言語取得に成功している人はいます。
言語学習をするのに年齢は関係ない。
3,Can’t travel to the country right now.
「その言語を話す国に行けない」
20年前を考えると世界はあなたが思っているよりもとても小さくなりました。
インターネットを使えば世界中の人と会話出来ます。言語を習いたい人がお互いに言語を教え合ったら、お金もかかりません。
インターネットがないとしても、都市部はとても国際的になっています。
彼がアメリカを旅していた時に出会ったモーゼと呼ばれる多言語者は、公共の場に行って言語を勉強していました。ショッピングモールに行った時は12の言語をそこにいた人たちと練習出来たそうです。
つまり、彼が言いたいことは”どこでも言語は勉強できる”ということです。
最近では、彼はブラジルに行ってアラビア語を学習する計画を成功させました。
エジプト人が周りにいなくても1日に1〜2時間スカイプを使って言語を習得したそうです。
その国に行けないから言語習得できないなんて良くない言い訳。
4,Bad memory for all that vocabulary.
「記憶力が悪い」
彼がスペインに住んでいた時に、単語リストを作って覚えようとしたけど翌日には単語を全く忘れてしまっていたので、「物覚えが悪い」という問題は感じていたそうです。
そこで、彼は記憶容量について調べました。
彼は、忘却曲線を例に説明しています。
エビングハウスの忘却曲線↓
spaced repetition”間隔反復”をしよう。
初日に覚えた単語は、初日にもう一度覚え直すことで記憶するのにかかる時間が短くなります。つまり忘れる前に正しい頻度(サークル)で、単語学習の復習をすることで覚える効率が上がります。
そういったことが出来るアプリや無料のソフトもあるようなのでそういったものを使って見るのもいいですね。
アプリ紹介サイト→忘却曲線英語勉強アプリ
もっと簡単に単語を覚えるために彼が勧めている方法は、何かイメージと繋げるという方法です。動画ではスペイン語”carber”は英語の”to fit”という意味で、それをどうやってイメージして記憶に残すのか説明しています。
記憶力が悪いっていうのは、言い訳にすぎません。
5,Frustrate native speakers.
いろんな場所で、そこの言語を使って人々と話をすると楽しんでもらえるし感謝されるので、ネイティブスピーカーがイライラすることはないです。
すべて間違わないようにしたい完璧主義な大人が多いです。これは言語学習にとって良いことではありません。言語はコミュニケーションで新しい人々や文化を知る方法です。だから間違いはしてもいいのです。
ベニーさんは、1日に200個の間違いをするっていう目標さえを持っています。そして、誰かを捕まえて言語を使います。外に出て、会話をします。
勉強部屋で一人本を使って言語を習得するのと、人と話して言語を習得するのと、どっちを使って言語学習した方が良かったと思いますか?(動画では写真で表しています。)
誰でも言語を人と使うことで言語学習は出来ます。
言語は言語学習し始めた時から使ってもいいのです。これは大切なことです。完璧に流暢に話せるまで言語を使うのを待つ必要はありません。使ってみると思っているよりも大丈夫で、いろんな新しい文化に出会えます。
彼はアラビア語を学習してエジプトへ行きネイティブと会話しました。文法など間違いをしますが、とても魅力的な会話が作れます。どんな言語でも実際に使って人とコミュニケーションをとります。
彼は学校で10年間アイルランド語を勉強した後も、まったく基本的な単語も話せなかったのですが、自分が初心者だってことを受け入れて話しだすと次のレベルにいけたそうです。
彼のフランス語やスペイン語は通訳として働いているくらい高いレベルです。どんな言語も流暢にプロレベルに言語を話せるようになることを目指しているのですが、まず初心者であることを受け入れて言語を使い出すことが大切です。
初心者レベルでも言語を使いはじめることで、とてもいい交流が出来ます。
英語学習を諦める前に(まとめ)
英会話を諦めてしまう前に、少し学習方法を変えてみたり学習への姿勢や気持ちを変えてみてはどうでしょうか?
やはり、英会話は使った方が楽しいです。自分は初心者だから、もう少しきちんと話せるまで待ってから話してみようなどと考えて待つことはないのです。(待っていると一生使わないかも)完璧に話せなくても全然構わないし、誰も気にしません。
インプットをしているだけでは英会話は上達しません。アウトプットが大切です。
脳科学本を書いている池谷裕二先生の記事を見つけました。上の動画で言っていることと同じようなことがまとめて書かれていますので参考になると思います。→「覚えられない」は年齢のせいじゃない!記憶力の真実
オンライン英会話があるので、英会話学習が気軽に始められます。英会話学習にとって、とてもいい環境がある時代になったなぁと感じます。